関が原を割れ目の間から見る 1

図を見てみよう

丁度ど真ん中に徳川家康の本陣3万がいる

これについては色々検討されているが

はっきりした答えはもちろんでない

この3万が果たして精鋭部隊だったのか、それとも西軍に対する威嚇的存在のが大きかったのか？

精鋭部隊でないんではないかという根拠は

今まで家康が重宝していた重臣が東海道ルート家康組でなく

中山道ルート秀忠組に属していたという事実からなのだが

そう考えると辻褄が合わない事が多すぎる

中山道組には徳川四天王の一人榊原康政を筆頭に

奥平、大久保、酒井等総勢38000いたとされる

そしてこのメンツで上田城の真田昌幸、幸村3000人以下を全くもって攻略出来ず

関が原に間に合わなかったとされている

確かに真田昌幸は相当の戦上手、幸村にいたっては日の本一の兵と言われた程の男であるが

榊原康政程の男がいたという事実（或いは城を攻め、或いは野に戦ふ事、数を知らず。凡そ康政が向ふ所、打ち破らずといういふ事なし　藩翰譜引用）

まして秀忠が一存でルートを外れて上田城を攻める等と考える事は不自然極まりないし

もし仮にもそんな家康の命令違反までして遅れるとなれば

関が原後3日間で許す事等ありえないし、2代目将軍になどする事はないだろう

家康が主力部隊温存の為にわざと遅らせたという説も最近では大きくなっているが

これもまた過大評価すぎるのではないかと思う

だってさ

家康は前もって関が原で決戦する事を決めていたという事実は全くないわけで

ならどれくらい遅らせるかという事もわからないし

西軍との決戦避けられずとの思いで江戸を出るのに

わざと大軍を遅らせ、尚且つ榊原程の男を向こうにつけるなんて

どう考えてもおかしいだろうと私は思うけどね

そうなると私が思うに何故遅れたかという謎は

ただ単に歩くのが遅かったんだと思うよ、足の短い人がたまたま揃ったんだよ、多分ｗ

まあこれについて解明できるわけないので真実は解明できないが

私はある仮説を持っている、これはまたの機会にｗ

私が思う徳川3万の実力は

普通に考えれば

半分に分けたとみて、いやむしろ若干自分のほうに使える人間を多くしないか？

だとすれば1万5千以上は

戦力としてなりえたと考えるのがベターだと思うんだよね

それでどうしたの？という事だが

この徳川3万は2度移動したという事は判明してるらしいのだが、本格的な戦闘には一度もなっていない

西軍は徳川本隊まで誰もたどりつけなかった

つまり余力十分、あそこビンビンであったという事から

この戦いは

正直圧倒的に西軍がやられたにすぎない戦いで（もちろん局地的に西軍が奮闘したのは当たり前だけど）

家康の戦歴の中でも楽な戦いになったという

最大の戦いにして凡戦、東軍圧勝であると私は思ってる

それは小早川の裏切りと全く動かなかった毛利等のせいだと思われているが

はたしてそうなのだろうか

歴史は繰り返すというけど

スポーツでもなんでも

意外と世紀の1戦とか呼ばれているものって

凡戦が多いよね

因みに私はそうとわかっていて大谷を愛するが

布陣図を見て一番最初に思うのは

本多忠勝って

お前500かよ

どれだけかっこいいんだって事

本多忠勝最強説はあながち間違ってないな

だって500ってｗ

俺なら泣くね

お前は兵500な

なんて言われてみな、他が3000とか5000なのに

それでよし、やるぞってなるか、普通？

俺なら裏で、俺がなんで500なんだよって言うねｗ

凄いよ、忠勝、男だよ

57回の戦でただの一度もやられた事がないと言われる男、もちろん関が原でも傷無し(危機一髪あり）

天下三名槍の一つ蜻蛉切（穂先に止まったトンボが真っ二つに裂けたとの逸話からついた名前）を武器にして信長に花実兼備の勇士、秀吉に東に天下無双の大将がいると言わしめた男

大した男である事は間違いないな、歴史が殆ど逸話であっても、この500でわかるよ、凄いってさ

日本史は敗北した方を特に美化するので

関が原も西軍の奮闘振りを伝えるほうが有名になっているが

これはほんと真に受けちゃいけない、後世書き足されたものが多いからね

というわけで東軍の最大勢力である徳川秀忠組38000は関が原に間に合わないという

どれだけボンクラなんだって感じのミスを犯すのである

そして東軍は第３の大軍までもが関が原に来ない、いや来れなかったんだけど

これについては次回にしよう

歴史って事実はほんと闇なんですよね、伝聞、思い入れによる加筆が多くって

だから想像するのが楽しいんだよ

PS　株について

今年のマイナスも今日で殆どなくなったなｗしかしブッチャー、てめーどれだけ相性悪いんだよｗ

橋本しかない、俺には。今年は誰がなんと言おうがブロバン配信とその周辺しかない

俺はそう決めてるし、外れても悔いがない

果報は寝て待て、女は寝て取れ

これが家の家訓ｗ

それではまた来週　よいお年を（先週も書いたけど、夜やってる時効警察は面白いよー）